平日の深夜、新橋のビル風が吹き抜ける路地裏。屋台を囲むカウンターの半数以上を占めるのは、スマートフォンを片手にした外国人旅行者たちだ。彼らにとって、日本の「Yatai」はアニメや映画で見た憧れのカルチャーそのもの。目の前で湯気が立ち上り、スープが注がれるライブ感は、どんな高級店でも味わえないエンターテインメントとなっている。
英語メニューの完備はもちろん、ヴィーガン対応やハラール対応のスープを用意する屋台も登場した。伝統的な醤油ラーメンの味を守りつつも、多様な文化を受け入れる柔軟性が、現在の東京の路上には息づいている。