ここ数ヶ月、TikTokやInstagramのショート動画で、この楽曲をBGMにした投稿が急増している。きらびやかな日常をアピールするコンテンツとは対照的に、深夜の街並みや、誰もいない部屋の風景とともに流れる森山直太朗の歌声。若者たちがそこに求めているのは、安直な励ましではない。
「頑張れ」とか「明日はいいことがある」といった言葉が、かえって重荷になる瞬間がある。すべてを投げ出したい夜に、「いっそくたばっちまえばいい」という極端なフレーズが、逆に「そこまで追い詰められている自分」を肯定してくれるように感じられるのだ。言葉の劇薬が、心の麻酔として機能している。