ケースの底でカチカチに再凝固したミンティアを発見した際、多くの人が「これ、まだ食べられるのだろうか?」と躊躇します。結論から言うと、カビの発生や異臭などの異常がない限り、食べても健康上の害はありません。一度溶けて再び固まる現象は、糖分が水分を吸って結晶構造が崩れたあとに乾燥したという「物理変化」に過ぎないためです。
ただし、衛生面で安全とはいえ、美味しく食べられるかどうかは別問題です。ミンティア特有の刺激的なミント感や爽快感は揮発性のメントールやフレーバーオイルによって作られていますが、熱や湿気に晒される過程で香気成分は空気中へと抜けてしまいます。さらに、再結晶化したタブレットは舌触りがジャリジャリとしたり、粘り気のあるネチャッとした不快な食感に変化するため、賞味期限内であっても本来の品質とは程遠い状態になってしまいます。