なぜ餅の窒息死亡事故は防げない?年間データと命を守る緊急対処法

なぜ餅の窒息死亡事故は防げない?年間データと命を守る緊急対処法

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厚生労働省が公表する人口動態調査によると、食品を原因とする窒息死亡事故の中で、最も多くの命を奪っている食品が「餅」です。年間の食品誤嚥・窒息による死亡者数は全体で4,000人を超えており、そのうち餅による年間死亡者数は推計で1,000人以上にのぼります。突出しているのは発生時期の偏りで、年間被害の約50%が正月を迎える1月に集中しています。

東京消防庁がまとめた救急搬送データでも、その傾向は顕著に現れています。過去数年間の統計において、12月から1月にかけて餅などを喉に詰まらせて救急搬送された人の約9割が65歳以上の高齢者でした。さらに、搬送時に心肺停止など重篤な状態に陥っている割合が全体の約半数を占めるなど、一度事故が起きると極めて高い確率で命の危機に直結することが分かっています。

元日や1月2日の朝、家族が集まる団らんの場で突然の異変に見舞われるケースが多く、正月恒例の事故ニュースとして報じられ続けているのが冷酷な現実です。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。