「並べた当初は最高の眺めだったが、半年放置したらフィギュアの頭や細かい隙間に埃が固着し、掃除しようとハタキをかけるたびにドミノ倒しになる」(30代男性コレクター・SNS取材)――。オープンシェルフに飾る愛好家のほぼ全員が、この「埃のメンテナンス地獄」に直面します。
カプセルトイの材質として多用されるPVC(ポリ塩化ビニル)やABS樹脂は、経年劣化により可塑剤が染み出して表面がわずかにベタつく特性があります。そこに空気中の微小なハウスダストや油煙が吸着すると、水拭きだけでは除去できない頑固な汚れへと変化してしまいます。美しさを永続させるためには、「前面扉付きのアクリルケース」を選択することが不可欠です。
さらに見落とされがちなのが「静電気対策」です。アクリル素材は帯電しやすく、ケースの外側や隙間に埃を引き寄せる性質があります。組み立て時や定期的な清掃時に、静電気防止効果のあるOAクリーナーや薄めた柔軟剤でケースを拭き上げておくことで、埃の付着率を劇的に低減させることが実証されています。