日常的に使われている「ガッツポーズ」ですが、言語学的には英語の「guts(根性・勇気・内臓)」と「pose(姿勢)」を組み合わせた典型的な和製英語です。そのため、海外のスポーツ選手やネイティブスピーカーに対してそのまま発音しても、意図したニュアンスは伝わりません。
英語圏で同様の勝利ポーズや感情表現を指す場合、最も一般的な英語表現は「fist pump(フィスト・パンプ)」です。拳を強く握りしめて胸の前や頭上に引き寄せる動作を指し、テニスやゴルフ、サッカーの中継でも頻繁に用いられます。
また、両腕を大きく広げて突き上げるような動作であれば「raise one's arms in triumph」や「victory gesture」といった表現が自然です。グローバルなスポーツ報道に触れる機会が増えた現在、海外メディアの言い回しと和製英語の違いを把握しておくことは、国際的なスポーツ観戦を楽しむ上でも役立ちます。