コースに立ってまず驚くのは、どこまでも視界が広がる平坦さだ。一見すると初心者向けの易しいコースに思える。しかし、ボールを打った瞬間にその認識は覆される。フェアウェイをセパレートする豊かな樹木群と、要所に配置された池やバンカーが、プレイヤーに正確なショットを強く要求してくるのだ。
さらに見逃せないのが、上州名物の風だ。利根川沿いに吹き抜ける風は刻一刻と向きを変え、クラブ選択を一瞬で狂わせる。「平坦だから楽にスコアが出せると思ったが、風を読む判断力がないと簡単に叩いてしまう」とは、年間20ラウンド以上をこなすベテランゴルファーの弁だ。視覚的な安心感と裏腹の緊張感。この絶妙なギャップこそが、中毒的なリピート率を生む最大の要素だと言える。