グループの絶対的エースであった前田敦子の挑戦は、まさにファンの度肝を抜く出来事でした。卒業直前にリリースされた前田敦子手ブラ写真集『不器用』(2012年)や女性誌でのグラビアは、パリの街並みを舞台に少女の面影と大人の色香が交錯する奇跡的な瞬間を捉え、アイドルの枠組みを完全に超越してみせました。
一方、女性層からの圧倒的な支持を背景にブームを牽引したのが小嶋陽菜です。小嶋陽菜の手ブラ表紙が飾られた雑誌は瞬く間に完売し、2015年に発売された写真集『どうする?』は累計11万部を超える大ヒットを記録しました。
現場のAKB48グラビア撮影裏話によれば、これらの撮影では女性スタッフを中心に据え、自然光を巧みに使った陰影美を追求。単なるセクシー消費に終わらせず、同性からも「憧れの美しいボディライン」として絶賛される洗練された世界観が徹底して作られていました。