滋賀県蒲生郡竜王町に位置する「道の駅竜王かがみの里」は、2003年の開設以来、地域振興と道路利用者の休憩施設として重要な役割を果たしてきました。名神高速道路の竜王ICから国道477号経由で約5km、国道8号線と合流する北西の結節点にあり、京都・大津方面と彦根・米原方面を行き来するドライバーにとって絶好の立ち寄りポイントです。
本駅最大の特徴は、単なる商業・休憩施設にとどまらない「歴史の重み」にあります。平安時代末期、平家打倒を志して奥州平泉へと向かった牛若丸(源義経)が、この地にあった「鏡の宿」に滞在し、自ら前髪を落として元服の儀を執り行ったと伝えられています。敷地からほど近い場所には、烏帽子を被る際に顔を映したとされる「元服池」が現存しており、歴史ファンを引きつける強力な観光資源となっています。
こうした地域遺産を背景に、駅内には義経の幼名にちなんだ公式キャラクター「近江うし丸」の意匠が散りばめられ、国交省が選定する「重点道の駅」として週末ごとに様々なイベントや地域特産品のPRが展開されています。