一昔前のパワポ自己紹介といえば、凝ったアニメーションや派手なグラデーションで「凄腕感」を演出するスタイルが目立った。しかし、現在のトレンドは真逆だ。過度な装飾は嫌われ、潔いほどシンプルで、かつ「その人らしさ」が素直に滲み出るデザインが強い支持を集めている。
今年話題となったあるIT企業の社内調査によれば、最も印象が良いとされるスライドの共通点は「余白の多さ」と「生活感のある写真」だった。洗練されたテンプレートをそのまま使うよりも、あえて自分の散らかったデスク風景や、愛犬の少し間抜けな写真、あるいは大好きなラーメンのドアップを1枚添える。完璧すぎるキャリアよりも、少しの隙やユーモアを見せる配置が、周囲の警戒心を一気に解きほぐす。