神奈川県川崎市高津区に位置する梶が谷駅。東急電鉄が運行する東急田園都市線の中核をなす駅の一つとして、日々多くの通勤・通学客を送り出している。急行停車駅である溝の口駅のすぐ隣に位置しながら、各駅停車のみが停まる落ち着きが、逆にこの街の大きな強みとなっている。
「朝のラッシュ時でも、溝の口や二子玉川ほど混雑のピークに巻き込まれにくい。かつ渋谷まで15分強という近さは、一度暮らすと手放せなくなります」。そう語るのは、毎朝都心へ通う30代の会社員女性だ。東急電鉄が展開してきた沿線開発の歴史のなかで、居住性の高さと交通アクセスの良さを絶妙なバランスで両立させてきた姿勢が、今あらためて評価されている。