外食といえば肉や魚がメインで、野菜は添え物。そんな固定観念は、もはや過去のものになりつつある。今、街で話題を集める店舗の献立表を開くと、真っ先に目に飛び込んでくるのは色鮮やかな季節の野菜たちだ。
じっくりと時間をかけて蒸し上げた甘み際立つカブ、出汁をたっぷり含んだナスの煮浸し、香ばしく素揚げされた根菜の数々。肉や魚はあくまで野菜の旨味を引き立てる名脇役に回る。高カロリーな外食に胃腸を痛めていたビジネスパーソンや、手軽に栄養バランスを整えたい一人暮らしの若者たちが、吸い寄せられるように暖簾をくぐるのも頷ける。