KOJIが築き上げたサウンドデザインの基盤を語る上で欠かせないのが、La'cryma Christiのメジャーデビューを飾った名曲「南国」である。オリエンタルな情緒とエキゾチックな音階をポップスと融合させたアプローチは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えた。
その後、ポリドール・レコードからリリースされたメジャー1stアルバム『Sculpture of Time』や、オリコンチャート上位を記録しバンドの評価を不動のものとした2ndアルバム『Lhasa』において、彼の旋律美は完成の域へと達する。クラシック音楽の重厚さとロックの疾走感を両立させたギターアレンジは、今なおギタリストたちの研究対象であり続けている。