体育館を使える時間は限られています。しかし、フリースローの感覚を養うための練習は、自宅のリビングや公園でも十分に可能です。重要なのは、リングを見上げる「目線の角度」と、ボールをリリースした後の「フォロースルー(手首の形)」を脳に記憶させることです。ボールを持たずに、天井の特定のスポットを目がけてシュート動作を行うだけでも、脳内の距離センサーは研ぎ澄まされます。
また、軽いテニスボールやミニボールを使い、片手で真上に放り投げる練習も効果的です。手首のスナップと指先の感覚だけでボールに逆回転(バックスピン)をかける練習は、実際の5号球を持ったときのコントロール精度を劇的に向上させます。地味な作業ですが、この日々の積み重ねが、試合中のプレッシャー下で生きてきます。