彼女の原点を語るうえで外せないのが、劇場のスポットライトだ。10代の頃から多くのミュージカルの舞台に立ち、過酷な公演を通じて演技と歌の基礎を徹底的に身体に叩き込んだ。大手プロダクションのホリプロに所属し、地道な努力を重ねた経験が、後の躍進の頑丈な土台となっている。
一躍その名を全国区へと押し上げたのは、日本放送協会(NHK)の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でのヒロイン抜擢だった。昭和の激動期を生き抜くたくましいヒロインを瑞々しく演じ切り、日本中の視聴者の心を掴んだ。この作品を機に、彼女は名実ともに国民的女優の階段を駆け上がることになる。日本のテレビドラマ界において、彼女の存在は欠かせないものとなった。