ジョブ型雇用の浸透により、個人の専門性がより重視されるようになった現在。だからこそ、自分の領域を守ろうとするあまり、他者の仕事に不要な干渉をする「アドバイザー気取り」が煙たがられている。
「良かれと思って」という善意の仮面をかぶったマウンティングだ。
相手から求められてもいないのに、「俺の若い頃は」「前の部署ではこうだった」と過去の成功体験を押し付ける。あるいは、他部署のプロジェクトに対して、大局的な視点を欠いた重箱の隅をつつくような指摘を繰り返す。
こうした行動の根底にあるのは、自身の存在価値をアピールしたいという焦りだ。しかし、周囲に見えているのは、自己顕示欲に突き動かされた「面倒な人」の姿でしかない。