高アルコール缶チューハイの代名詞でもある「アルコール度数9%」という数値。これが健康面にどのような影響を与えるかについては、医学界や専門家からも長年警鐘が鳴らされてきた。缶1本(500ml)に含まれる純アルコール量は約36グラム。これは厚生労働省が示す「1日の節度ある適度な飲酒量(約20グラム)」を1本で軽々とオーバーする計算になる。
YouTubeをはじめとする動画プラットフォームやWebメディアでは、医師や専門家によるアルコール代謝の解説動画が多数公開され、若年層を中心に「飲む量と度数」に対する感度が高まった。手軽に買えるからこそ、知らず知らずのうちに過剰摂取へ陥るリスク。こうした健康影響への認知が高まったこと自体が、かつてのような爆発的依存からの脱却を促す大きな要因となっている。