「大切な人を置いて一人になりたがるのは身勝手なのではないか」と、自分を責める必要は一切ない。神経科学や心理学の研究において、一人の時間を過ごすことは他者への優しさを維持するための「燃料補給」であることが立証されている。
脳のデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)を休ませ、感情の整理を行うには、他者の視線や評価から完全に解放された時間が必要だ。わずか数十分でも一人で何も考えずに過ごすことで、ストレスホルモンの値が低下し、結果として周囲の人々に対する寛容さや共感力が高まる。つまり、一人の時間を持つことは、周りの人をより大切にするための前向きな選択なのだ。