塩抜きダイエットで最も失敗が多いポイントが、終了直後の食事による急激なリバウンドです。塩抜きを終えた直後の体は、ナトリウムを強烈に吸収しようとする飢餓状態に似た状態になっています。ここで達成感からラーメンや焼き肉、スナック菓子などを口にすると、乾いたスポンジが水を吸い上げるように一瞬で水分をため込み、元の体重以上にむくみ上がってしまうのです。
2日間のプログラムを終えた後の24時間は、胃腸と塩分センサーをゆっくりと通常モードへ戻す「回復食」のステップが欠かせません。
■ 回復期のステップ
1. 終了翌日の朝食:お粥や具だくさんの味噌汁(味噌は通常の半分以下に薄める)、薄味のだし巻き卵などからスタートする。
2. 終了翌日の昼食:和食を中心にし、醤油やドレッシングは直接かけず「小皿につけて少量味わう」程度に抑える。
3. 終了翌日の夕食:通常の食事へ戻すが、外食や高脂質・高塩分のジャンクフードは避け、自炊中心のあっさりしたメニューを選ぶ。
塩抜きを経た舌は、驚くほど味覚が研ぎ澄まされています。普段どれだけ濃い味付けに慣らされていたかを実感できるため、回復食を丁寧に過ごすことで、その後の食生活全体の減塩へと自然にシフトできるメリットもあります。