多くの世界的名手がキャリアの晩年に日本を選ぶなか、当時29歳という選手生命のピークで来日を決断したモウンガ選手。その背景には、アスリートとしての野心と父親としての強い想いが交錯していました。
最大の移籍理由として彼自身が明かしているのが、「愛する家族との時間を大切にするライフスタイルの確立」です。年間を通じてプレッシャーと過密日程に追われるオールブラックスの過酷な環境から一歩距離を置き、治安が良く子育て環境に優れた日本で、妻のソフィーさんや幼い子どもたちと落ち着いた生活を送ることを最優先に考えました。
もちろん、ピッチ上の挑戦に対するモチベーションも衰えていません。発展を続けるリーグワンの成長スピードを肌で感じ、「自分の力でチームを勝たせ、日本のラグビー文化をさらに高めたい」という純粋なフロンティア精神が、東芝ブレイブルーパス東京への長期契約を決断させました。