本格的な地鶏料理は一般的な大衆焼き鳥よりも価格帯が高めに設定されていますが、その内訳を知れば十分に納得がいきます。地鶏屋のメニューと値段を一般的な居酒屋と比較すると、1串あたり350円〜600円前後、一品料理は1,200円〜2,500円前後が標準的な相場です。
価格が高くなる背景には、長期飼育による生産コストの高さだけでなく、熟練職人による手仕込みと一羽買いによる希少部位の提供があります。地鶏屋を訪れたらぜひ注文したい希少部位には以下のようなものがあります。
・ソリレス:モモ肉の付け根にあるピンポン玉大の部位。1羽から2塊しか取れず、驚くほどジューシーで弾力抜群。
・フリソデ:胸肉と手羽元の間にある希少肉。淡泊な胸肉の上品さと手羽の脂の旨味が絶妙に調和。
・ハラミ:鶏の横隔膜。コリコリとした独特の歯ごたえと凝縮された脂の旨味がクセになる逸品。
・白レバー:フォアグラのように脂肪を蓄えた極上の肝臓。臭みが一切なく、とろけるような滑らかな口当たり。