この体育館を語るうえで、全国高校選手権やインターハイで通算50回以上の全国優勝を果たした名門・旧能代工業高校、現在の秋田県立能代科学技術高等学校の存在は外せない。幾多の激戦が繰り広げられたコートは、数々のレジェンドたちの汗と涙を吸い上げてきた。
日本人初のNBAプレイヤーとなった田臥勇太選手も、このアリーナでその卓越したスピードとコートビジョンを研ぎ澄ませた一人だ。高校時代に前人未到の9冠を達成した当時の熱狂は、今なお語り継がれている。バスケットボールを志す若者にとって、この空間は単なる練習場ではなく、夢の原点であり続けている。