本紙は極秘裏に進行中のアトリエにて、佐藤氏本人への単独インタビューに成功した。真剣な眼差しでモニターに向き合う同氏は、新作に対する並々ならぬ熱量をこう語る。
「物語とは、観客の無意識に眠る痛みに触れる行為だと思っています。今回の新作では、美しさと凄惨さが表裏一体となった領域を描き出したい。デジタルツールの進化によって、頭の中にあるイメージを寸分違わずスクリーンへ定着させることが可能になりました。だからこそ、ごまかしは効かない。作画、音響、キャストの演技、そのすべてが最高度で噛み合った瞬間の破壊力を、楽しみにしていてほしい」
静かな語り口の中に漂うのは、自身の表現に対する絶対的な自信と、作品制作への狂気にも似た情熱だ。ファンが求める「佐藤節」の神髄が、本作でいかんなく発揮されることは疑いようもない。