通算15枚目のシングルとして世に送り出された本作は、二階堂ふみと山﨑賢人がダブル主演を務めた映画『オオカミ少女と黒王子』の主題歌として大きな話題を呼びました。CD発売日および先行配信日は2016年5月25日。映画の公開直前にリリースされ、作品のドラマ性を極限まで引き上げる役割を果たしました。
当時のインタビューや制作エピソードによると、作詞作曲を手がけた清水依与吏は、原作漫画と映画の脚本を徹底的に読み込んだ上で楽曲制作に入ったと語られています。単なるタイアップの枠に収まらず、「傷つくことを恐れて素直になれない人間が、他者との関わりの中でどう変わっていくのか」という人間の普遍的な弱さと再生のプロセスが、バンドサウンドとストリングスの見事な調和によって表現されました。
後にメガヒットを記録したベストアルバム『アンコール』(2016年12月発売)のDisc 1にも収録され、back numberのキャリアにおいて極めて重要なマイルストーンとなる位置づけを獲得しています。