順風満帆に見えるキャリアの裏で、彼は幾度となく過酷な病魔と闘ってきた。30代前半で発症した急性骨髄性白血病をはじめ、度重なる健康上の試練に見舞われながらも、彼はその都度力強く現場へと復帰を果たした。死の淵を覗き込んだ経験が、彼の演技に他者への深い慈悲と圧倒的な深みを与えている。
どれほど世界の頂点に登り詰めても、新潟県魚沼市への愛が途切れることはない。東日本大震災後の復興支援活動や地元の地域おこし事業にも積極的に関わり続け、自身のルーツである越後の地へ恩返しを続けている。故郷を愛し、故郷に愛される姿こそが、彼が人間として深く愛される最大の理由だ。