海外Webノベルの愛読者や、実際に本作をベトナム語原書および自動翻訳で読破したコアなファンの声を検証すると、日本のラノベ文化とは一線を画すリアリティが浮かび上がってきます。
大手掲示板や専門Discordコミュニティでは、「中国の有名仙侠小説『凡人修仙伝』や『修羅武神』を彷彿とさせるシビアさがありながら、主人公の思考回路がどこか現代的で読み進めやすい」「裏切りに対する報復が徹底していて、日本の作品にありがちな不快なストレスが残らない」といったポジティブな体験談が多く見られます。
その一方で、「章数が3,700を超えているため、通勤時間の読書だけでは何ヶ月もかかる」「機械翻訳だと人称代名詞の揺らぎ(ベトナム語の複雑な親族呼称システムに起因)を脳内補正するのに骨が折れる」という現場目線ならではの苦労も報告されています。手軽な消費を求める読者よりも、腰を据えて重厚な架空歴史戦記に没入したい読者層に支持されているのが実態です。