谷亮子のキャリアにおいて、決定的なターニングポイントとなったのが2000年のシドニーオリンピックだ。過去2大会で銀メダルに終わり、「最高でも金、最低でも金」という自らに課したプレッシャーの中で臨んだ決戦。超満員の会場で見事な一本勝ちを収め、悲願の金メダルを獲得した瞬間、日本中が歓喜に包まれた。
その後、プロ野球・オリックスや巨人などで活躍したプロ野球選手の谷佳知と結婚。「谷亮子」として新たな道を歩み始めた。夫・谷佳知の存在は、トップアスリート同士だからこそ分かり合える最高の理解者であり、互いの競技人生を支え合う強力なパートナーとなった。結婚後も現役を続け、二児の母となりながらオリンピックの舞台に立ち続けた姿は、女性アスリートの可能性を大きく広げた。