ルパン三世の作中で、不二子は重いサブマシンガンを片手で扱い、敵の追っ手を格闘でなぎ倒す。ただの「痩せ姫」にそんな芸当ができるわけがない。彼女の体重がもし本当に50キロなのだとしたら、彼女は人間ではなく、炭素繊維か何かでできたサイボーグでなければ説明がつかないだろう。
むしろ、50キロという数字は彼女自身が男たちを欺くための「嘘」の一つではないか、という説すらある。ルパンを惑わし、警察の目をくらます天才詐欺師が、自分の本当の体重を正直に明かすはずがないのだ。そう考えると、あの「50キロ」という設定自体が、彼女の小悪魔的なキャラクター性を補強するスパイスに見えてくる。