かつて年末年始や夏の風物詩として事務所のドル箱でもあった大型テレビ特番のマネー事情も激変した。日本テレビの『24時間テレビ』におけるチャリティーランナーやメインパーソナリティの出演料は、世間の厳しい視線とコンプライアンス遵守の波を受け、大幅なギャラカットや無償ボランティアに近い形へと見直されている。
さらに、かつて出場枠を巡って数多くのドラマを生んだ『NHK紅白歌合戦』への枠組みも大きく変わった。NHK側の出演見合わせ措置やその後の解除対応を経て、かつてのような「事務所枠」による大量出演は過去のものとなった。紅白の出演料自体は元々「NHKの規定額(数万〜数十万円程度)」と低額だったが、出演によって得られるCDセールスやCMの波及効果が絶大だった時代は終わり、タレント側も地上波特番への依存度を下げつつある。