最近では、YouTubeのショート動画やInstagramのリールで「ベルトがないときのライフハック」が数多く発信されている。結束バンド(タイラップ)を使ってベルトループ同士を引き寄せる方法や、ヘアゴムをフロントボタンに引っ掛けてテンションをかける技などが代表例だ。
しかし、SNSで見かける裏ワザには落とし穴もある。例えば、伸縮性の強すぎる輪ゴムを連結させる方法は、歩行時の振動で突然弾け飛ぶリスクが高い。また、細い結束バンドでスラックスのベルトループを強く引っ張りすぎると、生地に局所的な負荷がかかり、お気に入りのスーツが破れてしまう恐れもある。
動画映えする奇抜なアイデアに飛びつく前に、それが「長時間のデスクワークや移動に耐えうる強度を持っているか」「衣服を傷めないか」を冷静に見極めるリテラシーが求められる。