テレビ局のアナウンサーという職業のあり方が大きく問われる現代。AI音声やデジタルキャスターの台頭が叫ばれるなかで、人間のアナウンサーに求められる価値とは何か。その問いに対するひとつの明確な回答を、彼女のキャリアに見ることができる。
入社当時から英語力を活かした海外取材や国際的なイベントでの司会を務める機会が多かったが、真の評価は語学力そのものよりも「相手の懐に飛び込むコミュニケーション能力」にあった。生放送の現場で咄嗟のトラブルが起きた際にも、落ち着いた対応と的確な言葉選びで状況を収めてきた実力は、社内でも高く評価されている。