お小遣いの渡し方についても、従来の「毎月〇日に定額」というスタイル一色ではなくなってきた。家庭の教育方針や家計の状況に応じた、多様なアプローチが試みられている。
最近目立つのが、基本給としての「定額」に、家事の手伝いやテストの成績に応じた「成果給(インセンティブ)」を組み合わせるハイブリッド型だ。風呂掃除や部屋の片付け、あるいは兄弟の面倒を見ることで数十円〜数百円がアプリ経由で加算される。社会に出る前の労働対価の疑似体験として、意図的に取り入れる親が増えている。
一方で、「必要な時にその都度理由を申請して受け取る」という完全都度払い制を採用する家庭もある。無駄遣いを防げる反面、計画的にお金を管理するトレーニングになりにくいという声もあり、親たちの試行錯誤は続いている。