現場に足を運んだファンや地元関係者が口を揃えるのは、この球場が持つ独特の「音響効果」と「熱気の一体感」です。現地での取材やSNS上に寄せられた生の声から、主要なイベントごとのリアルな空気感を検証します。
夏の高校野球京都大会における盛り上がりは圧巻です。準々決勝から決勝戦にかけては、京都国際、龍谷大平安、京都外大西といった強豪校の激突を見届けようと、早朝から熱心な高校野球ファンが長蛇の列を作ります。バックネット裏から見守る古くからのファンは次のように語ります。
「西京極のスタンドはすり鉢状に適度な傾斜があって、太鼓の響きや歓声が球場内に反響する。甲子園とはまた違う、京都の野球少年たちの魂が凝縮されたような濃厚な空気がここにはある」
また、わかさスタジアム京都試合日程に組み込まれるプロ野球のウエスタン・リーグやオープン戦では、選手との距離の近さが大いに好評を博しています。ベンチ上のスタンドからは、ベンチ内の声掛けやネクストバッターズサークルでの素振りの風切り音までがリアルに届き、ドーム球場では味わえない濃密な野球体験が得られます。