初期アンパンマン絵本の衝撃真相!人間設定や顔を食べる怖い理由と誕生秘話

初期アンパンマン絵本の衝撃真相!人間設定や顔を食べる怖い理由と誕生秘話

初期アンパンマン絵本の衝撃真相!人間設定や顔を食べる怖い理由と誕生秘話にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

なぜ、やなせたかし氏は大人からの激しい批判を受けてもなお、「顔を食べさせるヒーロー」にこだわり続けたのでしょうか。その背景には、氏の青年期における過酷な戦争体験がありました。

昭和初期、出征したやなせ氏は中国戦線などで過酷な従軍生活を送りました。そこで直面したのは、敵との戦闘以上に過酷な「極限の飢餓状態」でした。何日も食べ物が喉を通らず、雑草を口に含み、泥水をすすりながら生き延びる中で、やなせ氏は強烈な実感を得ます。

当時の手記や公式の講演記録において、やなせ氏は繰り返しこう語っています。

「どんなに立派な大義名分を掲げても、戦争に勝っても負けても、お腹が空くことには勝てない。正義のための戦いなんてものは、立場が変われば簡単に逆転してしまう。しかし、飢えている人に食べ物を差し出すという正義だけは、世界中どこへ行っても、どんな時代でも決して逆転しない本物の正義なんだ」

さらに、やなせ氏はこう指摘しました。「本当の正義を行うときには、自分自身も傷つく覚悟がなければいけない」。格好いい武器を持ち、遠くから敵を倒すだけのヒーローではなく、自らの身を削り、顔を失って無様な姿になりながらも目の前の人を助ける。アンパンマンの欠けた顔は、単なるショッキングな演出ではなく、「身を切る献身こそが愛である」というやなせ氏の魂の叫びだったのです。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。