彼女の歩みを語る上で、2000年代のテレビ黄金期を外すことはできない。2002年に株式会社フジテレビジョンへ入社。「ナカミー」の愛称で親しまれた彼女は、瞬く間に朝の看板番組『めざましテレビ』の人気キャスターへと駆け上がった。
とりわけ同期や先輩とのコンビネーションは抜群で、高島彩アナウンサーとのコンビは「アヤパン・ナカミー」として社会現象を巻き起こした。日本のテレビ放送業が最も華やかだった時代、二人が並ぶスタジオは圧倒的な華やかさと安心感に満ちていた。当時の情報番組・ワイドショーはお茶の間の必需品であり、彼女の愛らしい笑顔と飾らないコメントが、出勤前の視聴者にとって最高のエナジーチャージだったのだ。
その後、小倉智昭氏が司会を務める『情報プレゼンター とくダネ!』のメインアシスタントに就任。硬軟織り交ぜたシビアなニュース報道や社会問題の現場でも、鋭さと優しさを兼ね備えた進行で実力を発揮した。フジテレビの黄金期を支え抜いた確かなアナウンス力と瞬発力は、この激動の日々で培われたものだ。