筋トレをすれば速くなる――そう思いたくなるのは自然です。でも足 を 速く する 方法として筋力トレーニングを選ぶなら、「速さに直結しやすい筋群」に絞ったほうが効率的です。ポイントは、瞬間的に力を出して、すぐ次の動作へつなぐ“切り替え”です。
特に重要なのが、ふくらはぎ、足裏周り、ハムストリング、臀部(お尻)です。ふくらはぎは着地後のばねを支えます。ハムストリングは脚を後ろで引きつけ、前への再加速を助けます。臀部は骨盤の安定に直結します。これらは単体の強さより、連動が大事です。
メニューの例としては、軽いジャンプ系、短距離の補強(素早く止めて、素早く再開)、片脚での安定運動が向いています。重い重量で長時間やるより、フォームが崩れない範囲で“動きの質”を優先してください。速く走る身体は、雑に追い込んだ身体とは別物になりがちです。