デビューから40年以上の歳月が流れた今、『蝋人形の館』を単なる「懐かしの昭和ヒットソング」として片付けることはできません。そこには、古典ホラー映画への深いオマージュ、緻密に練り上げられたハードロックのアンサンブル、そして聴き手を一瞬で非日常へ引きずり込む演劇的演出が凝縮されていました。
「お前も蝋人形にしてやろうか!」という叫びは、お茶の間への挑発であり、同時に自分たちの卓越した音楽世界へ招き入れるための至高の招待状でもありました。虚飾を脱ぎ捨ててもなお燦然と輝くその本物のサウンドに、今一度耳を傾けてみてください。霧の立ち込める森の奥深くには、色褪せることのない偉大な芸術の館が、今も静かに口を開けて待っています。 (出典: 聖 飢 魔 ii 蝋 人形 の 館(Yahoo!ニュース))
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