血糖値コントロールの権威であり、多くのベストセラー著作を持つ糖尿病専門医の牧田善二氏は、極端な糖質ゼロ生活ではなく「糖の質と吸収スピード」に着目することの重要性を説く。
鍵を握るのが、食品が体内でどれだけ早く糖に変わるかを示す指標、GI値(グリセミック・インデックス)だ。同じ炭水化物でも、精製された白米や食パン、清涼飲料水は高GIであり、血中にブドウ糖が一気に雪崩れ込む。一方で、玄米や全粒粉、野菜類などの低GI食品は緩やかに吸収される。主食を低GIのものへと置き換えるだけでも、すい臓への負担は激減する。