週末の竹下通りを歩けば、その変化は一目瞭然だ。ネオンカラーの刺繍が施された布を頭に凛と巻き、カフェでノートPCを開く若者たちの姿がある。かつての「泥臭い」イメージは微塵もない。彼らにとってそれは、自分らしさを主張する革新的なアイウェアや帽子と同等のファッションアイテムなのだ。
「最初はSNSで見かけた海外インフルエンサーの着こなしがきっかけでした」。そう語る都内の大学生(21)は、自慢の手織りバンドを指さす。ストリートブランドが続々と参入し、ストリートウェアのアクセントとしての確固たる地位を築きつつある。服飾史に詳しい専門家も、この急速なスタイルの変容には驚きを隠さない。