近年の心理学分野において、他者を道具として利用する自己中心的な性格特性は「ダークトライアード(自己愛性、マキャベリズム、サイコパシー)」として精力的に研究されている。こうした性格特性を持つ人物は、初対面で極めて魅力的な自己演出を行う天才であるケースが多い。
しかし、印象行動学の研究によると、自己演出が高度であればあるほど、ふとした瞬間に自制が解けた際の表情の変化が激しくなる。相手のリアクションを観察する際の冷徹な眼光や、利害関係によって態度を一変させる際の筋肉の弛緩など、内面に潜む計算高さは誤魔化しきれない。感情の表出に不自然なタイムラグが生じる点も、心理学的に解明された顕著な特徴と言える。