一方で、芸能人が子どもの病気や入院の様子をSNSにアップすることに対しては、常に賛否両論が巻き起こる。プライバシーの観点や、「病気の時までブログのネタにするのか」といった心ない批判が寄せられることも少なくない。
しかし、辻希美はこの葛藤と常に隣り合わせでありながらも発信を続けてきた。それは単なる記録ではなく、孤独な看病生活を送る全国の母親たちとの繋がりを求める切実な声でもあったのだ。深夜の病院の待合室や、ベッド脇で眠れぬ夜を過ごす親たちが彼女のブログに寄せるコメント欄は、いつしか相互の励まし合いの場として機能するようになっている。