近年、多くの起業家やインフルエンサー、エンジニアがUAEへ拠点を移しています。アラブ首長国連邦への移住条件と選ばれる理由の中心にあるのは、強固な税制優遇と国家の成長力です。
個人の所得税や住民税、キャピタルゲイン課税がゼロ(無税)である点に加え、治安の良さ、英語が完全に通用する国際環境、子どものインターナショナルスクール教育の充実が主な移住理由として挙げられます。また、最新のビザ申請制度では、不動産購入者(200万AED以上)や専門技能保持者を対象とした10年間の長期滞在資格「ゴールデンビザ」、リモートワーカー向けの「バーチャルワーキングビザ」など、門戸が戦略的に広げられています。
しかし、SNSやコミュニティ掲示板などのネットの反応・評判を検証すると、憧れの移住生活の裏側にある過酷な現実も浮き彫りになっています。
- 「夏場の酷暑(5月〜9月)が想像を絶する」:日中の気温が45度〜50度近くに達し、湿気も重なるため屋外での活動は不可能。数カ月間室内生活を強いられるストレスがあります。
- 「ビザ更新や各種行政手続きの手数料が高い」:税金がない代わりに、ID発行費、ライセンス更新料、医療保険料などの公的コストが年間数百万円規模でかさむケースも。
- 「人間関係の流動性が高すぎる」:住民の9割が外国人のため、数年で帰国・再移住する人が多く、長期的なコミュニティ形成に孤独を感じる声も散見されます。