一般的に離婚した元夫婦が同じ職場で顔を合わせ続けるのは気まずいものですが、青山氏と高山氏の関係性は極めて特異でした。離婚後もアニメのアフレコ現場や映画の制作会議で変わらず顔を合わせ、プロとして、そして人間としての信頼をまったく損なわなかったのです。
現在でも二人は「一番の理解者」「生涯の戦友」として良好な距離感を保っています。周囲のスタッフや声優仲間からも「離婚前よりむしろ風通しの良い、最高のパートナーシップを築いている」と評されるほどで、現場にギクシャクした空気感が生じることは一度もありませんでした。
男女の関係を超え、作品を最高のものにするための同志として再び結び直された二人の絆は、大人の成熟した人間関係のモデルケースとも言えます。