所轄の新宿警察署も手をこまねいているわけではない。私服警官による見回りや、売春防止法違反での現行犯逮捕など、取り締まりの頻度は上がっている。しかし、どれだけ逮捕者を出しても、根本的な解決には至っていない。場所を変え、方法を変え、彼女たちは再び路上に戻ってくる。
「捕まっても罰金刑か執行猶予。結局、生活のためにまた立つしかない」と、ある司法関係者は明かす。罰金支払いのためにさらに借金を背負い、路上への依存度が高まるという悪循環も生まれている。法的なアプローチだけでは、この「いたちごっこ」を終わらせることは不可能に近い。