だが、可愛い写真の裏側には徹底された安全管理が存在することを見落としてはならない。生まれたばかりの赤ちゃんは体温調整が未熟で、関節も非常に繊細だ。無理なポージングや不衛生な機材の使用は、思わぬ事故につながる危険性を孕んでいる。
そこで指標となるのが、一般社団法人日本ニューボーンフォトセーフティ協会などが提唱する厳格な安全基準だ。解剖学や救急救命の知識を持つ認定新生児フォトグラファーは、赤ちゃんの呼吸や肌の色、室温調整に至るまで細心の注意を払う。決して力づくでポーズを取らせることはせず、赤ちゃんの入眠状態や機嫌を最優先に撮影を進める。安全への深い理解と技術こそが、失敗しない撮影の絶対条件と言える。