エンタメ業界において、二人の名前が並ぶことは長年タブー視されてきた側面がある。週刊誌やネットニュースでは、過去のプライベートな関係性や、所属事務所のパワーバランスを巡る憶測が絶え間なく囁かれていた。実質的な「共演NG」状態が続いていたことは、ファンにとっても公然の秘密だったと言える。
しかし、近年の日本芸能界を取り巻く環境の変化が、その壁を取り払った。二宮の独立、そして旧来の「忖度(そんたく)」よりもクリエイティブの質を最優先するグローバルスタンダードの波が、かつての障壁を過去のものにしたのだ。成熟した一人の表現者として、純粋に「良い作品を作る」という共通の目的のもとに二人が握手を交わした瞬間、古い業界のルールは崩れ去った。