純血犬種の血統証明書を発行する一般社団法人ジャパンケネルクラブの最新登録データを見ても、室内で飼育しやすい小型犬が上位を独占する構図が続いている。特に毛が抜けにくい特徴を持つ犬種への関心は根強い。
第1位のトイ・プードルは、くるくるとカールした独特の被毛を持ち、抜け毛がほとんど落ちない代表格だ。毛が抜け落ちずに伸び続けるため、定期的なカットが必要となるが、室内を汚さない圧倒的な扱いやすさで絶大なる支持を集めている。
第2位のミニチュア・シュナウザーは、特徴的な髭と眉毛を持つドイツ原産の犬種である。剛毛の上毛と柔らかい下毛を持つダブルコートでありながら、抜けた毛が途中で引っかかりやすいため、室内に散らばりにくいという独自の特性を備えている。
第3位のマルチーズは、絹糸のような白いロングヘアが美しい古くからの愛玩犬だ。一見すると抜け毛が多そうに思えるが、下毛が存在しないシングルコートの構造をしているため、季節の毛代わりによる大量の抜け毛に悩まされる心配が少ない。