芸能人のシャネル私服コーディネートを観察すると、コンサバティブに全身をラグジュアリーで固めるスタイルはもはや過去のものです。現在は、あえてカジュアルなストリートウェアと組み合わせる「甘辛ミックス」が主流となっています。
例えば、オーバーサイズのヴィンテージデニムに白Tシャツというラフな出で立ちに、黒のキャビアスキンマトラッセを肩掛けするスタイル。これだけで全体のコーディネートが格上げされ、大人の余裕が漂います。足元にあえてスニーカーや厚底ローファーを合わせることで、バッグの持つドレッシーさを程よく中和させるテクニックは、モデルたちの私服定番となっています。
また、見逃せないのがメンズ芸能人によるシャネルの愛用です。かつてBIGBANGのG-DRAGONがレディースのツイードジャケットやチェーンバッグを私服に取り入れ世界に衝撃を与えましたが、現在では日本でもそのスタイルが完全に定着しました。
YouTuberでクリエイターのkemioや、コムドットのやまとなどは、シンプルな黒のタートルネックやレザージャケットにシャネルのアイコンブローチやパールネックレスを合わせるなど、ジェンダーレスでエッジの効いたコーディネートを発信しています。男性がレディースアイテムをサラリと着こなすカルチャーは、若い世代のファッション観に大きな影響を与えています。