第2試合は一転して、両チームの強力打線が爆発する壮絶な乱打戦となった。初回から快音が響き渡り、白球が次々と外野フェンスを直撃する。主導権の奪い合いは、まさに目まぐるしい展開を描いた。
とりわけスカウト陣の熱い視線を集めたのが、プロ注目の大型スラッガーだ。4回表、バックスクリーンへ叩き込んだ一発は、推定飛距離130メートルの特大アーチ。厳しいコースを突かれながらも、軸をブレさせずに腕をたたんで振り切る技術は、高校生の域を完全に脱している。敗れた側も土壇場で見せた執念の連続安打。高校野球の底力を見せつける名勝負となった。