初回視聴率21.7%という好調なスタートを切った本作は、全46回の平均視聴率17.7%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録しました。しかし、放送序盤は現代的な言葉遣いや、少女時代の江がお転婆すぎるキャラクター造形に対して、古くからの時代劇ファンを中心にネット上で賛否両論が巻き起こる一幕もありました。
ところが物語が中盤から終盤へ進むにつれ、上野樹里の演技力に対する評価は一変します。数々の別れや過酷な政略結婚を乗り越え、母として、そして徳川の御台所として威厳を身につけていく姿を繊細なグラデーションで見事に表現。特に大坂の陣で姉・茶々と対峙するクライマックスから最終回にかけての熱演は、「圧巻の迫力」「涙なしには見られない」とネット上でも絶賛の嵐となりました。
放送から年月が経った現在では、戦国時代の武将中心の視点ではなく「戦火の中で命を繋いだ女性たちの視点」を徹底して貫いた意欲作として、国内外の大河ファンから改めて高い評価を獲得しています。